CodeQUEEN2024 決勝戦に参加してきました！

CodeQUEENとは

kenkooooさん主催の、女性向け競技プログラミングコンテストです。 女性の競技プログラマーが少ないことを受けて開催されています。

予選が6月に行われ、参加者のうち高校生、大学生・大学院生、社会人それぞれ上位20名が8月の決勝に選ばれます。

２回目となった今年は予選に217名が参加し、66名が決勝に参加したようです。 決勝は東京の御茶ノ水で行われ、上位5名に賞金が出ました。1位はなんと30万円！

予選

6/15にABCとかねて行われました。 まさかのA～D問題すべて灰色diffで、速解きしたもののE問題が解けず不安でした。

二日後に無事招待メールが届き、「東京に行ける！」と大歓喜しました。学生なので東京にタダで行けて一泊できるのは本当に嬉しいですね。

本選

オープニング

御茶ノ水のワテラスコモンホールで行われました。 会場に着くと、CodeQUEEN2024Tシャツやかわいいファイル、大量のスポンサーさんのグッズが置かれていて、かなりテンションが上がりました。

主催者のkenkooooさんのコンテストの説明やスポンサー企業の紹介が面白くて、かなり会場が和んでいました。

これが一番大事ですよ！と「優勝賞金 ￥300,000」と書かれたスライドが映し出されて、「写真撮って拡散してください！」と言われたのですが、記事を書くとは思っておらず、撮ってません...(ごめんなさい)

コンテスト

2時間で構成はたぶんABCに似た感じでした。配点的に、難しめの問題が多めでした。

1,2問目は順調に解き、3問目もDPで何とか解き、D問題を解いていたら、これもDP...?と思いながら解いたらTLEにWA... 改善方法が見つからず、E,F,G問題を覗いて入力を受け取る部分だけ書いて分かんないなーと思考停止する時間が続き、そんなこんなで1時間を過ごしてさすがにD問題を解かないとやばいと思い適当に思いついた解法を計算量考えずに書き殴り大量のTLEとWAを出してここで終了でした。

いつものABCでは終わったら解説を読んだりTwitterで他人の解法を見たりするのですが、今回は終わった瞬間隣の方が「D問題解けました？」と声をかけてくださり「全然分かんなかったです…」と話をしていたら前の席の方が解けたらしく解法を教えていただきました。 初めてのオンサイトでしたがコンテスト終了後に討論するのはとても楽しかったです。

結果発表

kenkooooさんが盛り上げながら上位10人の方を入賞者としてスライドで発表されていました。 上位５人の方は前でコメントされていたのですが、皆さんすごいですね...

次は上位10人に入りたいです。

懇親会

めちゃくちゃ豪華な立食でした！

参加者の方と交流したり、スポンサー企業のブースがあったのでそれをまわるなどしました。

スポンサー企業のブースでは、インターンの話を聞いたりいろんなグッズをもらったり楽しかったです。 あまりIT企業について知る機会はありませんが、素晴らしい企業ばかりでした...！

好きなアルゴリズム、データ構造のアンケートを取っているブースがあって、好きなアルゴリズムがあるほど競プロのめり込んでないな...と痛感しながら初めてライブラリを作ったUnionFindを答えました。UnionFindが一番人気だったそうです。

AtCoder社長のchokudaiさんがいらっしゃっていて、AtCoderを通じたエンジニア採用の裏側の話を聞いたりしました。なんか「実物だ...!」って感じでした。 採用する側、採用を手助けする側の採用の話は興味深かったです。競プロは役に立つのかという議論が度々上がりますが、競プロをやっている人は競プロと関係ない業務でも、競プロで培われた粘り強さでうまくこなしていくようです。

最後に

問題を解くために東京まで来たと思っていましたが、問題を解くのはもちろん、懇親会でいろんな方と話したり、スポンサーのブースを回ったりするのがとても楽しかったです。 競プロの話題でこんなに盛り上がったことがなかったので、本当にこのような会を開催していただいて感謝です。

来年も決勝に行って、今回よりいい順位を取りたいと思います！