2022年7月9日にCBT方式で統計検定準1級に合格したので、合格体験記を残します。 あくまでも合格体験記なので、合格のためのコツなどはあまり紹介しません。 統計検定を受けた目的や自分が行った対策、合格後の感想などを中心に書いていこうと思うので、受験するきっかけになれば幸いです。 著者....
まず、以下のリンクから2つのデータをダウンロードしましょう。 data9b_m.txt:https://www.dropbox.com/s/r3wyn2ex20glsoa/data9b_m.txt?dl=0 data9b_w.txt:https://www.dropbox.com/s....
Anscombeの例 平均や標準偏差、相関係数といった基本統計量は重要ですが、散布図の外観が全く異なっていてもこれらの基本統計量が(ほぼ)同一となることは起こりえます。このような例としてAnscombeの例 (Anscombe's quartet) が有名です。Seabornを用いると、....
2020.06.17に行われた第5回勉強会のオンライン勉強会の資料を公開します。 『統計入門』という題で、主に医学の中で統計学がどのように用いられるか、またその重要性について話しました。 紹介スライド
経時測定データ解析 複数の対象者に対して、ある反応変数を時間の経過とともに繰り返し測定したデータを、経時測定データ(longitudinal data)という。経済学分野では、パネルデータ解析として知られている。 経時測定データ解析の特徴 個体間誤差だけでなく、個体内誤差も考慮する必要が....
データを可視化する手法としては、棒グラフ(Barplot), 箱ひげ図(Boxplot), Jitter plot, Violin plot などがよく用いられます。しかし、これらの可視化手法は 有意差検定(null hypothesis significance testing; NHST) の結果を....
シングルセル解析での細胞数 ① 実現可能性:金銭面、使用機器のスループットを考慮した細胞数 ② 検出力:統計学的検討により細胞種間の差が充分に検出される症例数であるか ③ 倫理面:ヒトサンプル、あるいはモデル動物サンプルの取り扱い とくに②に関して: 分類するclusterに関して過去の文献から....